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三億円

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 永瀬隼介「閃光」。昭和最大の未解決事件を、最も整合性ある?ミステリーとした警察小説だと思います。犯行は地元不良仲間複数人で準備され、実行犯は直後自殺、奪った現金は焼却、親が警察関係者、結局警察の面子が最優先され、多数の証拠品が存在していたのに闇に葬られました。「閃光」は、事件当日大雨のなか、冬に珍しく稲妻の閃光が、事件にかかわった犯人を、34年後にも刑事たちを精神的に焼き尽くします。

 そこそこ厚い文庫本なのですが、読書スピードが上がりません。登場する刑事たちが重いのです。どの刑事も皆、常に怒っていて、こめかみに青筋を立て、何かあるたびに汗まみれになり、常に一触即発、暴発寸前、上司同僚とも喧嘩腰です。登場人物は深酒、極度の喫煙中毒、高血圧、肝障害、精神錯乱一歩手前ばかりで、読んでいるだけで不健康になりそうでした。今年映画化されるようです。

グリーンゾーン

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グリーンゾーンとは2マイル四方の安全地域だそうです。非戦闘地域なので、戦闘はは当然そこ意外で起きているのですが、大きな陰謀は現場以外の安全なところで進んでいるという映画です。

RPGとはロールプレイングゲームでなく グレネードランチャーのことです。レオンとか、、ブラックホークダウン、キングダムで、よくゲリラが撃つ対戦車砲です。今回「グリーンゾーン」 では米軍ヘリに撃って命中しました。
 射撃を目撃した兵士は必ずRPG!(アールピージー)と叫んで周囲に注意を喚起して、避難体制をとるようです。映画の中で必ず言ってますよね。

 2003年イラクバクダット、陸軍准尉ミラー(マットデイモン)は大量破壊兵器捜索任務に就いているが、ガセネタばかりで、疑問を抱く。実際には存在しないことをアメリカ政府は知っていたのに、開戦の正当性を口実に、鋭意捜索中とマスコミ対策していたらしい。しかし結果的には、サダムフセインの側近将軍や亡命政治家、部族首長、精神的指導者などがそれぞれの利益代表として、まとまるものもまとまらないまま、一つの国を混乱させるだけにした米国の欺瞞性を上手に映画にしています。
 戦争映画と警察映画、追いかけて追いかけられて、いつもの警察小説みたいな刑事警察と公安警察との内部対立のようなホワイトハウスとFBIとCIAの対立など、マットデイモンが一回も笑わずに、クールに熱演です。
 
 「コンバット」のサンダース軍曹、ヘンリー少尉の時代のほうが世界が正直でしたね。

誉田哲也の警察小説

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最近気になってます。はずれなしというほど冒頭からラストまでハイテンションを保ちます。
「ストロベリーナイト」「ソウルケイジ」は女性刑事、「ジウ」は二人の女性刑事がヒロインです。
犯人(刑事も)は残虐、凶悪であるが、感情移入できるほど、現代日本に必ず出現しそう、またはすでに存在していそうなほど、背景がしっかりと組み立てられています。

 多くの作家が、警察機構を詳しく図解入りで説明してくれるので、ほとんど一刑事になったつもりで楽しめます。映画、テレビでは制約があるのか、警察官=善良なハイパー公務員と思うような俳優が描かれますが、小説では、みな強烈な個性をもち、動物以上のの縄張り意識、清濁併せ持ちすぎのヒーロー、ヒロインが社会モラル善悪すれすれのところで、たまに向こう側で奮闘します。今週は永瀬隼介「閃光」、久しぶりの3億円事件ものです。刑事魂更に爆発しています。次週に続く。

川越とうふ

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 札の辻から川越市役所に向かう左側、大手町か元町にある丸水屋様にて、暖簾を作っていただきました。現在地で古くから豆腐やさんをしていたことを、今まで全く知りませんでした。
 このたび丸ネ木材さんで、昭和の香りがする、木材の商屋風の店を新築し、店に合う暖簾をということで、ご紹介いただきました。
 豆腐屋さんは、向かって右側だけで、中央に通路、左側と二階は何かの商売ができそうな雰囲気です。

宝塚TOKYO

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 1日、東京宝塚劇場にいってきました。帝国ホテル向かいの、日比谷というか、埼玉県人からみれば花の都、銀座です。演目は花組「虞美人」という三国志のなかの項羽の王妃の悲恋物ミュージカルだそうです。というのも歴史に弱く、三国志といえば、項羽と劉邦との戦はスーパー歌舞伎や「レッドクリフ」でしか知らず、事前に粗筋も勉強していかなっかので、宝塚で60年前に初舞台した時は、観客側に共通の常識として下知識があったのに、今日の私には人物相関図が浮かばない先の読めないストーリーでしたが、どんどん変わる舞台設定で気持ちは踊ります。

 舞台はすごかったです。歌舞伎座に劣らぬせり出し、大道具、テクニカルな舞台まわし、衣装、オーケストラ、そして、当たり前ですが女性だけの華やかで、猛練習の過程を客に感じさせない歌声と演技に余裕の俳優たち。

 宝塚といえば、お決まりの幅数10cmの大階段、きらきら衣装、羽飾りとは知っていましたが、本物を目にして、圧倒されました。女が女に惚れるというか、夢を託す、または夢に没頭できる「生徒」というスター達。何度も聞く「赤いケシの花」のが頭から離れません。ミュージカルの醍醐味をチケット8.500円で見られるのであれば、超お値打ちものでした。

ちなみに「虞美人草」とはヒナゲシの一種らしいです。 

マヤ暦2012

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四月も終わるというのに、雨は冷たいし、晴れても気温は上がりません。夏になると地球温暖化といわれるのに、寒いと異常気象といわれます。ノストラダムスの大予言も盛り上がりましたが、マヤ暦2012年地球滅亡はすごい映画でした。考えられる異常気象を、あそこまでヴィジュアル化すると、次のアルマゲドンは何を題材にするのでしょう?
 とか何とか言ってますが、桜は咲き、散り、自然は確実に春を迎えました。

シャッター・アイランド

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 久日さに見る、ヒッチコック風のBGM、照明を駆使して、恐怖感をあおるサスペンス、サイコ?映画でした。出だしのいかにも作り物のフェリー場面から、島の門に入るまで続く不気味な超低音の不快な繰り返し、常にどこからか聞こえる悲鳴、誰一人笑わない俳優たち、最後の場面以外晴れない、というか毎日雨または大嵐、絶海の孤島、人の心を不安にさせる要素100%詰めたというか、熟知している監督の、誰が作った言葉か「おどろおどろしい」角川映画!以来の作品でした。
 前宣伝もうまいし、たっぷり2時間以上、不安感を抱いたまま、終わっても気が晴れないくらい、うまく嵌められた感じです。

マイレージ

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 飛行機のマイレージを貯めている方は多いと思います。私もノースウエスト航空で、71310マイル貯まっていますが、それを使って旅行したことはありません。仕事では埼玉県から出ることはほとんどないからです。
 昔見たアメリカモダンアートで、夜のガラス張りのバーの絵を思い出しました。エドワード・ホッパーの描きだす風景や人々はごく普通のありふれたものでありながら、そこに画き出された孤独の影と、それぞれの人々をドラマチックに表現しています。
 「マイレージ、マイライフ」の映画で、主役ジョージクルーニーは、首切宣告人として、全米を一年のうち300日以上飛行機に乗り、マイルを貯めて超VIP扱いされることを無常の楽しみにしています。スマートでお気楽な生活を信条としていますが、初めて持った部下との交流で40歳を過ぎて、やっと家族や恋人の大切さを悟ります。4月になって桜も咲いたのに、毎日寒々しいこの頃にぴったりの映画でした。
 

春祭り

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 種まきの季節となり、豊かな収穫を祈願して、また、先日建立した榛名神社の鳥居建立の披露?をかねて春の祈願祭を行いました。
 鳥居の裏には、氏子総代の名前と、「天皇陛下即位20周年」と赤文字で彫刻されています。
 暖かくはありませんが、桜が満開の中、宮司3人が例の衣裳で祝詞を捧げていると、「ディスカバーJAPAN」の歌が聞こえてきそうな清らかな一日でした。

NINE  チネチッタ

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1964年のイタリア、映画の都ハリウッドでなく、チネチッタが全盛の時代をミュージカルにしました。フェディリコフェリーニのというか、全男性?のマザコン、女好き、映画好きを今の映像技術で現したものだと思います。
 スランプ中の大物映画監督グイド(ダニエル・デイ=ルイス)が妻や愛人に追い詰められて去られ、退廃し枯れた終盤から、ラスト、テイクナインでよみがえるところ非常に格好良いです。
 やることなすこと垢抜けていて、常に女に囲まれて、「存在の耐えられない軽さ」以来のはまり役でした。 
 お母さん役がソフィアローレン、女優は美女ばかりで、全員本当に踊って、歌っています。
 舞台で見るミュージカルもいいけれど、映画はセットが外でもスタジオでもいくらでも大掛かりにすることが可能なので、舞台に劣らない臨場感は、ファントム以来の感激でした。
 台詞、歌が英語、イタリア語混ざっていますが、違和感無いです。もともとどっちも分かりませんもの。